「電気料金を安くしたい。」
「電気の契約を見直そうと考えているけど、どこを選べばいいの？」
この記事では、電力会社の切り替えを考えている方に新電力を選ぶメリットと、おススメの新電力会社5社を紹介します（東京電力を基準とした関東エリアでの比較となっています）。乗り換えキャンペーンを実施中の会社もありますので、電力会社選びの参考に是非チェックしてみてください。
新電力へ切り替えるメリット
旧一般電気事業者（東京電力や関西電力など地域の電気事業者）から新電力へ切り替えるメリットについて、ここでは以下の3点に絞って解説します。
メリットその１：電気料金が安く抑えられる
新電力の料金プランは基本料金がゼロ円、従量料金が割安、など東京電力との比較で安くなる場合が多いです。各ご家庭での電気使用量を把握して適切なプランを選べばお得になります。
メリットその２：特色のあるセット割引プランでさらにお得
電気だけではなく、ガスや携帯電話、インターネットなどとのセット割引を受けることでより電気を含むサービスの料金を下げることができます。一方で契約年数の縛りがあったり、初期投資が必要になったりするので、長期で利用したいと思えるサービスかどうかを契約前に確認しておきましょう。
メリットその３：環境に配慮したエネルギーの選択ができる
会社によって、再生可能エネルギーの割合が高い電気を供給するなど、各社のコンセプトによって電気に色がついています。
新電力会社おススメ5選
ここではお得なサービスが豊富な新電力のうち5社をピックアップしました。いずれも一般電気事業者と比較して料金が安くなるプランがあるため、お使いの他のサービスとの相性や、キャンペーンの有無などで比較するのもいいかもしれませんね。
1. HISでんき
特徴：旧一般電気事業者の従量電灯プランと比較して料金が2~8%割安になります。オール電化住宅向けの料金プラン「ぜんぶでんき」や、電気料金が2時間無料となる「ママトクプラン」など特徴的なプランがあります。
メリット：「ぜんぶでんき」は東京電力EP「電化上手」の貢献プランとして要チェック。HISでの旅行代金の割引が受けられるなどユニークな特典あり。
キャンペーン：電気と携帯電話（HIS mobile）の申し込みで電気6か月、電話1か月基本料金無料（～2020年12月25日）
2. ソフトバンクでんき
特徴：旧一般電気事業者の従量電灯プランと比較して1~5%割安の料金設定となっており電気料金が割安となります。再生可能エネルギー比率が実質100%の電気を供給するプランもあります。
メリット：ソフトバンク、ワイモバイルユーザーなら合わせて契約することでお得になります。
キャンペーン：電気代2か月間全額ゼロ（～2021年4月4日）。
3. ENEOSでんき
特徴：旧一般電気事業者の従量電灯プランとの比較で、120kWh以上の従量料金が割安となっており、電気使用量の多い世帯で電気料金が割安となります。
メリット：料金的に最も安い電力会社の一つです。電気料金をENEOSカードで支払うとガソリン代がお得になります。
キャンペーン： Amazonギフト券5000円分（～2020年12月27日）
4. Looopでんき
特徴：基本料金、解約手数料ゼロで従量料金が単一の明瞭な料金プランです。ソーラーパネルや蓄電池を用いた家庭エネルギーのトータルマネジメントを標榜しています。
メリット：セット割料金プランが豊富で、ガスセット、ソーラーパネルや蓄電池、EV車の所有によるセット割引プランがあり、電気料金が最大で3割ほどお得になります。
注意：設備投資が必要なプランがあり、事前の入念なシミュレーションが必須です。
5. 楽天でんき
特徴：基本料金がゼロで従量料金が一定です。楽天サービスとの連携で効率よくポイントがたまります。
メリット：楽天ユーザーなら嬉しいSPU＋0.5倍がつきます。またガスセットプランでガス、電気料金に対する楽天ポイント還元率がアップします。
新電力への乗り換え方法
既存の電力会社から新電力への切り替えはとてもシンプルです。
基本的に契約者がすべき操作は「各社Webサイトなどから申し込む」だけ（現在の電気料金の明細書があると事前にシミュレーションなどができるのでおススメです）。
あとは折り返し送られてくるメールへの返信を経て、切り替わるのを待つのみ。現在の電力会社への解約の連絡や、交換手続き、スマートメーター設置のための現地立会いなども不要です。
まとめ
新電力への乗り換えでは、殆どの家庭において今よりお得なサービスや料金プランを見つけることができます。ご家庭での電気の使用について考えるきっかけにもなりますので、是非一度明細表を準備し、各社ウェブサイトからシミュレーションしてみてはいかがでしょうか？