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電気料金|ベストワン格安でんき

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もっと知りたい!電気料金のしくみ

もっと知りたい!電気料金のしくみ

毎月発生している電気料金。電気を使わない方が安くなるということは分かるけど、細かい計算方法はあまり知らないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、電気料金の内訳や計算方法や、「高圧」「低圧」について、電気料金をお得にする方法を紹介します。

目次
1.電気料金のしくみ
1-1.電気料金の計算方法
1-2.燃料費調整制度
1-3.再生可能エネルギー発電促進賦課金
1-4.1ヶ月分電気料金の計算
2.電気料金の種類(個人・法人)
2-1.特別高圧・高圧・低圧の違い
2-2.特別高圧・高圧・低圧の主な電気料金
3.電気料金の確認方法
3-1.電気料金の明細書・ご使用量とは
3-2.電気料金のマイページ(WEB)
4.自宅の電気料金はどれくらいになるか
4-1.電化製品が消費する電気量一覧
4-2.電化製品の電気料金を計算する方法
5.電気料金を安くする方法
5-1.新電力会社について
5-2.HISでんき(HTBエナジー)
5-3.looopでんき
5-4.ENEOSでんき
5-5.リミックスでんき
6地方電力会社について
6-1.千葉電力
7.まとめ

1.電気料金のしくみ

電気料金はどのように決まっているのでしょうか?具体的な内容を解説します。

1-1. 電気料金の計算方法

1ヶ月の電気料金は基本的に、以下の式で求められます。

基本料金+電力量料金+燃料調整費+再生可能エネルギー賦課金=電気料金

このうち、「基本料金」と「電力量料金」は電力会社の料金プランによって異なりますが、「燃料調整費」と「再生可能エネルギー賦課金」は全て共通です。

基本料金

基本料金とは、1契約ごとに月々かかる料金です。

電力会社によって、契約容量によって決まる場合と、最低料金が設定されている場合があります。

契約容量とは、アンペア数のことです。一度に使う電化製品が多いほど大きな契約容量が必要となり、基本料金が高くなります。

最低料金が設定されている場合、基本料金に一定の電力使用量分の料金が含まれています。

電気を使わない場合でもかかる料金なので、最初に契約するときに確認しておきましょう。

電力量料金

使った電気の量(kWh)に応じて支払う料金です。料金プランによって、電力料金単価が決められています。

一般的な電気の契約(東京電力の「従量電灯B」など)では、使用量に応じて三段階に分かれており、電気を使うほど単価が高くなります。

オール電化向けのプランでは、時間帯によって単価が決められています。

1-2. 燃料費調整制度

発電に使われる燃料(原油・液化天然ガス・石炭)の価格が、基準となる平均価格より高くなったり安くなったりした場合、それに合わせて電気料金を調整する制度です。

燃料価格の高騰や、為替レートの変動は、電力事業者の営業努力ではどうにもできないところです。この制度で、経済情勢の変化を電気料金に反映させています。燃料価格が基準より下がった場合には、もちろん電気料金も下がります。

燃料費調整単価は、3ヵ月の貿易統計価格によって決められ、2か月後の電気料金で調整されます。2021年8月分の単価は、-3.11円/kWhです。

1ヵ月の電力使用量が400kWhだった場合には、以下のように計算できます。

-3.11円×400kWh=-1,244円

1-3. 再生可能エネルギー発電促進賦課金

「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」によって、再生可能エネルギー(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど)で発電した電気を、一定期間・固定価格で電力会社が買い取ることが義務付けられています。

「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、その買取に必要な費用を、電気料金に加算しているものです。省略して、「再エネ賦課金」とも呼ばれます。

2021年5月分~2022年4月分までの単価は3.36円/kWhです。

1ヵ月の電力使用量が400kWhだった場合には、以下のように計算できます。

3.36円×400kWh=1,344円

1-4. 1ヶ月分電気料金の計算

以上を踏まえて、1ヶ月分の電気料金をだしてみましょう。

料金プランは、東京電力エナジーパートナー(以下東京電力)の「従量電灯B」で計算していきます。

基本料金:10Aにつき286円

電力量料金単価

0~120kWh19.88円
120~300kWh26.48円
300kWh~30.57円

燃料費調整単価と再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は、上記で計算した2021年8月のものを使用します。契約容量は40A、電力使用量は400kWhと仮定します。

①基本料金

286円×40A=1144円

②電力量料金

120kWh×19.88円+180kWh×26.48円+100kWh×30.57円=10,209円

③燃料費調整額

-3.11円×400kWh=-1,244円

④再生可能エネルギー発電促進賦課金

3.36円×400kWh=1,344円

①+②+③+④=11,453円

よって、1ヵ月分の電気料金は、11,453円となります。

2. 電気料金の種類(個人・法人)

電気料金の種類(個人・法人)

電気の契約は電圧の大きさによって、「低圧」と「高圧・特別高圧」に分けられます。一般的に、「低圧」は個人向け、「高圧・特別高圧」は法人向けです。

2-1. 特別高圧・高圧・低圧の違い

・特別高圧

直流・交流ともに7000V超の電圧のことです。大規模な工場など、大量の電力を使用する大型施設で用いられ、特高とも呼ばれます。契約電力は2000kW以上が対象です。

大規模な受電設備が必要となり、料金は電力会社との協議で決められることもあります。

・高圧

直流で750V~7000V以下、交流で600V~7000V以下の電圧のことです。契約電力が50~2000kWで、飲食店などの店舗や、中小企業の工場など、商業施設で使われます。

・低圧

直流で750V以下、交流で600V以下の電圧です。契約電力は50kW未満で、一般の住居や小規模の店舗などで使われます。

2-2. 特別高圧・高圧・低圧の主な電気料金

特別高圧・高圧・低圧の主な電気料金プランを紹介します。単価の例は、代表的な電力会社として、東京電力の料金プランを紹介していますので、参考にしてみてください。

特別高圧・高圧

基本料金は「料金単価×契約電力×(185-力率)/100」で計算されます。「力率」とは、供給された電力のうち、有効に働いた割合を表します。電力が効率よく使われ、力率が高い程、基本料金が安くなります。

用語については以下の通りです。
・夏季:7/1~9/30
・その他季:10/1~翌年6/30。
・ピーク時間:夏季平日と土曜日の午後1時~4時。
・昼間時間:平日と土曜日の午前8時~午後10時(ピーク時間を除く)。
・夜間時間:ピーク時間および昼間時間以外。ただし、日曜・祝日および1月2日・3日、4月30日、5月1日・2日、12月30日・31日は、全日夜間時間。

<ビル・商店・百貨店・スーパーなど>

・特別高圧

特別高圧季節別時間帯別電力A

契約電力が2000kW以上で、夜間・日曜・祝日などに電気の使用量が多い施設におすすめです。

特別高圧電力A

契約電力が2000kW以上で、平日の昼間に電気を多く使う施設におすすめです。

・高圧(契約電力500kW以上)

業務用季節別時間帯別電力

契約電力が500kW以上2000kW未満で、夜間・日曜・祝日などに電気の使用量が多い施設におすすめです。

業務用電力

契約電力が500kW以上2000kW未満で、平日の昼間に電気を多く使う施設におすすめです。

・高圧(契約電力500kW未満)

業務用季節別時間帯別電力

契約電力が500kW未満で、夜間・日曜・祝日などに電気の使用量が多い施設におすすめです。

業務用電力

契約電力が500kW未満で、平日の昼間に電気を多く使う施設におすすめです。


<工場など>

・特別高圧

特別高圧季節別時間帯別電力B

契約電力が2000kW以上で、夜間・日曜・祝日などに電気の使用量が多い工場におすすめです。


特別高圧電力B

契約電力が2000kW以上で、平日の昼間に電気を多く使う工場におすすめです。

・高圧(契約電力500kW以上)

高圧季節別時間帯別電力

契約電力が500kW以上2000kW未満で、夜間・日曜・祝日などに電気の使用量が多い工場におすすめです。

高圧電力

契約電力が500kW以上2000kW未満で、平日の昼間に電気を多く使う工場におすすめです。

・高圧(契約電力500kW未満)

高圧季節別時間帯別電力A

契約電力が500kW未満で、夜間・日曜・祝日などに電気の使用量が多い工場におすすめです。

高圧電力A

契約電力が500kW未満で、平日の昼間に電気を多く使う工場におすすめです。


低圧

<一般家庭向け>
「従量電灯B」「スタンダードS/L」「プレミアムS/L」などのプランです。オール電化住宅向けには、「スマートライフ」などのプランがあります。
契約容量によって基本料金が決まります。電力量料金は使用量によって3段階に分かれていたり、時間帯によって分かれていたり、プランによって異なります。

スタンダードS


<低圧電力>

契約容量が50kW未満で、動力を使用するためのプランです。標準電圧200V(三相3線式)で、電気が送られます。

契約電力の決め方は2種類あります。使用形態によって、選ぶことが可能です。
・主開閉器契約:契約主開閉器の容量に基づき、契約電力を決める方法。たくさんの機器を持っていても、一度に使用しない場合は、こちらを選びます。
・負荷設備契約:使用する設備を設定して、その総容量に一定の係数を掛けて契約電力を決める方法。

3. 電気料金の確認方法

電気料金は、検針票や請求書などの明細書や、電力会社のホームページから確認することができます。

 電気料金の確認方法

3-1. 電気料金の明細書・ご使用量とは

「電気ご使用量のお知らせ」は、「検針票」とも呼ばれ、契約内容や電気料金の請求金額を確認することができます。メーターの検針をしたときに、ポストに投函される場合が多いでしょう。

近年はペーパーレス化が進んでおり、検針票の発行がされない電力会社もあります。

3-2. 電気料金のマイページ(WEB)

登録すると、マイページで電気料金を確認することができます。

電力会社によっては、月々の電気料金を年間のグラフで見られたり、30分ごとの電力使用量を確認したりできるところもあります。
電気の使用状況が分かりやすいので、節電にも役立って便利です。

4. 自宅の電気料金はどれくらいになるか

ここからは、家で使っている電化製品を使うと、どれくらい電気料金が発生するのかを計算してみましょう!

4-1. 電化製品が消費する電気量一覧

一般的な電化製品の消費電力を紹介します。 

電化製品消費電力
インバータエアコン (冷房時おもに10畳用平均) <立ち上がり時など>冷房580W<1400W> 暖房660W<2000W>
冷蔵庫 (450Lクラス)250W
電気カーペット (3畳用)1/2面 400W 全面 800W
電子レンジ (30Lクラス)1500W
テレビ液晶42型 210W プラズマ42型 490W
IHジャー炊飯器 (5.5合・炊飯時)1300W
掃除機弱 200W 強 1000W
IHクッキングヒーター (200V)2000~3000W (最大使用時5800W)
アイロン1400W
食器洗い乾燥機 (100V卓上タイプ)1300W
ヘアードライヤー1200W
ドラム式洗濯乾燥機 (洗濯・脱水容量9kg)洗濯時 200W 乾燥時 1300W

参考:東京電力エナジーパートナー、「主な電気機器のアンペアの目安」
URL:https://www.tepco.co.jp/ep/private/ampere2/ampere03.html

もちろん、製品によって消費電力は異なります。例えば電子レンジの場合、最大出力が600Wのものと1000Wのものでは、後者の方が消費電力が大きくなるでしょう。
実際の数値は、取扱説明書をチェックしてみてくださいね。

4-2. 電化製品の電気料金を計算する方法

電化製品の電気料金は以下の式で計算できます。
消費電力(kW)×使用時間(h)×電力量料金単価(1kWhあたり)=電気料金

電力量料金単価は、電力会社や料金プランによって異なります。

仮に、電力量料金単価が消費電力が26円/kWhとし、1000W(1kW)の掃除機を30分(0.5時間)使った場合、電気料金は以下のように計算できます。

1kW×0.5h×26円/kWh=13円

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5. 電気料金を安くする方法

電気料金を安くするには、2つの方法があります。1つは、節電して電気の使用量を少なくすること。もう1つは、電力会社を乗り換えて、電気料金プランを変更することです。

5-1. 新電力会社について

電力の小売自由化に伴い、「新電力」と呼ばれる新しい電力事業者が登場しています。基本料金や電力量料金単価が安くなれば、電気の使用量が変わらなくても電気料金が安くなります。

ライフスタイルに合った新電力会社に契約を切り替えると、次のようなメリットがあります。

・電気料金が安くなる

新電力は、大手電力会社に比べて、基本料金と電力量料金単価が安いことが多くなっています。電気の使い方を変えなくても、簡単に電気料金を下げることができます。

・他のサービスとセットの割引がある
新電力の中には、ガス・ネット・ガソリンなどの契約を一緒にすると、料金が割引になるプランもあります。

・ポイントを貯められる
Tポイント・dポイント・WAONポイントなどの、ポイントが貯まる料金プランが選べる新電力もあります。

・キャンペーンなどの特典を受けられる
新電力の中には、頻繁に新規契約者向けのキャンペーンを行っているところもあります。一定期間基本料金が無料だったり、プレゼントがもらえたりするので、気になる新電力がある場合はチェックしてみてください。
また、電力会社によっては、独自の特典が受けられる料金プランがあります。スポーツチームを支援できたり、旅行代金の割引があったり、そのバリエーションはさまざまです。

ここからは、おすすめの新電力会社を紹介していきます。

料金プランは、東京電力管内のものです。お住まいの地域の詳しい料金プランは、電力会社のHPを確認してみてください。

5-2. HISでんき(HTBエナジー)

「HISでんき」は、旅行会社「HIS」のグループ会社「HTBエナジー」の電力小売事業です。
供給エリアは、全国となっています(一部離島などを除く)。
電気の使用量が多くても少なくても、電気料金がお得になる料金プランが魅力です。

ひとり暮らし~4人家族の家庭には、「ウルトラシリーズ」がおすすめ。
契約容量が20Aの場合は最大2%オフ、30Aの場合最大6%オフ、40Aの場合最大8%オフになります。基本料金・従量料金ともに、大手電力会社より安くなるので、簡単に電気料金を安くできますよ。

契約容量が50A・60Aの方が選べる「プライムシリーズ」では、基本料金が半額に、さらに従量料金単価も、一律23.54円/kWhになります。電気を使えば使うほど、料金のお得感が大きくなるでしょう。

「ママトクプラン」では、毎日2時間電力量料金が無料になります。朝(6〜8時)、夜(19~21時)、深夜(22~24時)の中から好きな時間帯を選ぶことができ、家事の時間を決めているという方は、より電気料金を安くできます。

さらに、オール電化向けの「ぜんぶでんき」や、電気代金を寄付することができる社会貢献プラン「MUSUBIプロジェクト」など、さまざまな料金プランが選べます。

「HTBエナジー」では、高圧・特別高圧の契約も可能です。顧客ごとに電気の使い方を分析し、無駄を見つけて電気料金を削減する提案をしてくれます。

5-3. looopでんき

「looop(ループ)でんき」は、「株式会社Looop」の電力小売事業です。

供給エリアは、全国となっています(一部離島などを除く)。

基本料金0円、従量料金の単価が一律の、シンプルでお得な料金プランが人気です。

一般的な家庭にぴったりの「おうちプラン」は、基本料金0円、従量料金の単価が一律26.4円/kWhです。東京電力管内の場合、契約容量が30A以上、月々の電力使用量が230kWh以上の家庭は、乗り換えるとお得になります。

また、「スマートタイムプラン」では、オール電化向けの料金プランが基本料金0円で利用できます。

「Looopでんき+ガス」なら、関東エリアの都市ガスと電気をセットで契約できます。電力使用量単価が26円と約2%割引になり、電力会社とガス会社を別々に契約するよりも、年間約4.6%ほどお得になる計算です。

Looopでんきでは、低圧の動力の契約や、法人向けの高圧・特別高圧の契約も可能です。独自の計算ロジックで電力コストを低減し、電気料金が下がることが期待されます。

5-4. ENEOSでんき

「ENEOSでんき」は、「ENEOS株式会社」の電気小売り事業です。
供給エリアは、沖縄電力管内を除く全国となっています(一部離島などを除く)。
電力量料金が下がる料金プランと、お得なオプションメニューで、電気料金を安くすることができます。

一般家庭向けの「Vプラン」では、120kWhを超えて使用した部分の電力料金単価が安くなります。基本料金は東京電力の従量電灯Bと同じです。

「にねんとく2割」というオプションメニューを利用すると、2年以上の契約を条件に、従量料金単価が割引になります。最初の2年間は1kWhあたり0.20円割引、3年後以降は0.30円割引となり、とてもお得です。
ただし、2年未満で解約すると解約手数料がかかるため、注意してください。

また、ENEOSカードで電気料金を支払うと、ガソリン代が1円/リットル引きになる特典もあります。ENEOSのサービスステーションをよく利用するという方には、メリットが大きいです。

嬉しいのが、「電気の困った!駆けつけサービス」です。電力会社を変えると、電気を安心して使えないのでは?と漠然とした不安がある方もいるかもしれません。エネオスでんきなら、電気設備のトラブルに24時間・365日対応してくれる電話窓口があります。電話で解決しなければ自宅に来てくれて、出張費や30分程度の作業は無償です。
突然の停電など、不安なときに対応してくれる窓口があるのは安心ですね。

ENEOSでんきでは、高圧・特別高圧の契約も可能です。過去1年間の電気使用状況を確認し、電気料金削減シミュレーションを作成してくれます。法人の電気料金のコスト削減を検討している方は、一度見積もり依頼してみるのもいいですね。

5-5. リミックスでんき

「リミックスでんき」は、「株式会社リミックスポイント」の電力小売り事業です。

供給エリアは、沖縄電力管内を除く全国となっています(一部離島などを除く)。

一律での割引はシンプルで分かりやすく、電気の使用量が少ない家庭にもおすすめです。

「電気代割引プラン」は、基本料金・電力量料金が一律で5%割引になります。30Aから契約できるので、あまり電気を使わないひとり暮らしや2~3人家族の家庭でも、高い率の割引を受けることが可能です。

また、「仮想通貨付与プラン」なら、電気代の5%相当がビットコインで還元されます。仮想通貨の口座を持っている方は、普段通り電気を使うだけでビットコインが貯まりお得です。

リミックスでんきでは、高圧・特別高圧の契約も可能です。自社発電所を持たないことで運営コストを押さえ、市場から効率よく電力を調達することにより、電気料金の削減を実現します。エネルギー管理士によるサポートもあり、省エネ設備導入などでさらなる運用改善も期待できるでしょう。

6 地方電力会社について

6-1. 千葉電力

「千葉電力」は、千葉県を本拠地とする電力小売り事業です。
供給エリアは、沖縄電力管内を除く全国となっています(一部離島などを除く)。
東京電力管内では、一般向けの料金プランが5種類あり、ライフスタイルに合ったものを選ぶことでよりお得に電気を使うことができます。

「ミディアムライフプラン」は、従量料金の割引で電気料金を下げられます。最初の300kWhまでは21.45円/kWh、301kWh以上は27.52円です。基本料金は東京電力の従量電灯Bと同じなので、電気の使用量が多ければ多いほど、お得になります。

千葉電力では、高圧・特別高圧の契約も可能です。大手電力会社よりも基本料金や電力使用量単価を下げて契約することができるので、簡単に電気料金を安くすることができるでしょう。

7. まとめ

電気料金について詳しくお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
今回の記事の内容をまとめます。

・電気料金は基本料金・電力量料金・燃料調整費・再生可能エネルギー賦課金からなっており、検針票や電力会社のマイページで確認することができる。
・電圧の大きさによって、低圧・高圧・特別高圧に分かれている。
・電気料金は、電気の使用量を減らすか、電気料金プランを変更することで、安くすることができる。
・電力自由化により登場した新しい電力会社を「新電力」といい、お得な料金プランを選ぶことができる。

この記事を参考に、家庭の電気料金を見直してみてくださいね。

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